アジェンダ21
1992年、ブラジルで開催された地球サミットで「アジェンダ21」が採択されました。
アジェンダ(agenda)とは、「今から取り組んでいくべき課題」という意味です。「アジェンダ21」には、様々な環境問題への対応、開発資源の保護と管理、NGO(非政府組織)や地方自治体など様々な主体の構成員の役割強化、実施手段などが書き込まれています。また、「地方公共団体は、市民、地域団体及び民間企業と対話を行い「ローカルアジェンダ21」を採択すべきである」とも述べられています。
アジェンダ21桂川・相模川
「アジェンダ21桂川・相模川」は、桂川・相模川流域を対象に、桂川・相模川流域協議会が策定した「ローカルアジェンダ21」です。まだ、十分なものとはなっていませんので、流域環境保全について、今後も多くの時間をかけて協議を続けていくことが必要です。
「アジェンダ21桂川・相模川」は、この流域において、環境への負荷が少ない持続可能な発展を基調にした環境保全型社会を築くための行動計画です。
また、市民、事業者、行政のそれぞれが役割を果たし、相互に協力しながら、流域の環境を保全するという一つの目標に向かって努力していく指針となるものです。
流域にかかわるすべての人が、お互いの立場を尊重し、協力・連携して継続的に取り組んでいくことで、子孫に誇れるような桂川・相模川流域づくりを進めていく考えです。
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創設時のアジェンダ21
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実施主体
○市民の参加と役割
環境保全には市民の参加が不可欠です。実施可能なことは、積極的に努力する必要があります。社会的グループの特性に応じた様々な参加の仕組みを考える必要があります。
○事業者の参加と役割
事業活動が環境に与える負荷は大きなものですが、裏を返せば、環境保全の取り組みに大きな効果が期待されます。
○行政の参加と役割
各種施策の執行機関として責務と権限を有し、情報公開や参加を促す役割を担う必要があります。
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