日時:2014年5月24日(土) 13時〜16時
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定期総会 報告内容1.開会 2.あいさつ
あいさつ 山梨県森林環境部 前沢次長
3.ビジュアルトークショー NPO法人海の森・山の森事務局理事長 豊田直之氏
「相模川・桂川の源流 山中湖」
豊田氏は横浜育ち。2年半前にNPO法人を設立。水中カメラマンとして活動。
相模川 源流をたどっていくと山梨県の桂川となり、山中湖に行きつくことを知る。 これは桂川。相模川・桂川の水質が落ちている。
源流となる山中湖の水質を知りたい。 「クジラの形をした山中湖」 この湖に流入している河川はない。 富士山と湖周辺の山からの伏流水がたまったもの。 山中湖に潜ってみると・・・。あきかん、ヘドロが体積しにごっている。 サッカーボールほどのオオマリコケムシが生息(外来種で、水質の悪いところにしか生息しない) 山中湖近隣、忍野八海は国の天然記念物。
地元の人たちの清掃作業中に許可をとって入る。40〜50Mの透明度。 単なる水質保全・環境保全だけでなく、いろんな分野から目を向けていく必要がある。 森が水を作ってくれる。森が元気でないと困る。 丹沢の熊木ダム 50M先も見えるくらいきれいだが、丹沢自体の森が病んでいる。何らかの対処が必要ではないか。ブナの若葉を食い荒らしてしまうブナハバチの存在など 私たちがきれいに使えば、きれいな水になるのではないか。 貴重な映像とお話をいただき、ありがとうございました。 海の森・山の森事務局ホームページ http://www.uminomori-yamanomori.com 4.講演「フォレストベンチ工法について」 (株)国土再生研究所東京事務所 代表取締役 栗原光二氏
栗原光二氏 プロフィール
昭和46年 日本道路公団入社 試験研究所企画課長 北海道支社副支社長
平成10年 工学博士取得 平成11年 全国高速道路建設協議会 事務局長 平成19年 国土再生研究所 代表取締役 「環境機能を併せ持つ、防災技術」
全天候フォレストベンチ工法は、防災機能を高めながら自然環境の改善を図る土木技術です。その形状は水平面と垂直面からなる棚田上の段々地形で、 垂直部に通水性の鋼製壁が引張り力で直立していることが、防災力と環境力の源である。つまり、土の水平面と垂直面は連携して地表の呼吸を促進し生命を育み同時に、水圧や地震力を素通りさせて安全を高める。したがって、
遮水性の重量物であるコンクリートは用いず、軽量で粘り強い鋼材が主体である。(講演資料より)
気仙沼。東日本大震災の巨大津波から標高15Mにある家屋を守ったフォレストベンチ工法のレポートでは フォレストベンチ工法は通水性があることで、ものすごい引き波に対しても耐えた。 日本国土の特徴である豪雨・地震・津波があるが、現在において施工した箇所の破損の報告はゼロ。 コンクリート工法より割安で軽いこと、景観を損なわないことも特徴。 水や空気の出入りを自由にする有孔管 フォレストベンチ研究会ホームページ http://www.forestbench.com フォレストベンチ工法 紹介(You Tube) 貴重な映像とお話をいただき、ありがとうございました。 5.地域協議会 事業報告
7.閉会
閉会のあいさつ 相模原市水みどり環境課 野崎課長 皆様、お疲れ様でした。 ▲Top |